(EMI関連)
PC あるいは通信機器などにより発振される電磁場/電磁界の伝播がその発信源の周りに設置された筐体でどの程度シールドされるか(EMI)境界要素法モジュールPHOTO-WAVEjωで筐体内部の高周波ノイズ電流分布を解析することによりその効果を確認してみました。
今回電磁シールド解析しましたモデルの外観形状は図1の通りです。
アンテナに対して垂直方向に100MHz/106Vを印加しました。
図2および図3は、筐体の開口面前方空間の電場/電界分布を示しています。
図2 電場/電界分布(実部) |
図3 電場/電界分布(虚部) |
図4および図5は、筐体内部の高周波ノイズ電流密度分布と筐体前方部の計算点でのエネルギー流密度分布(ポインティングベクトル)を表わしています。
図4 電流分布(実部)および エネルギー流密度分布図 |
図5 電流分布(虚部)および エネルギー流密度分布図 |
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