1. Home>
  2. 電界解析ソフトウェア F-VOLT>
  3. 適用事例 電線近傍の電界強度分布解析事例
電界 有限要素法 静解析

電線近傍の電界強度分布解析事例

局所的に集中する最大電界強度値の解析

電場/電界は単位長さ当りの電位変化です。

したがって、電位差が小さくても、その距離が小さいと、かなり大きな電場が発生します。

今回の解析のテーマは、電線(断面形状:円筒形)の表面に突起物が存在した場合、その部分にどの程度局所的に電界が集中するか、解析を行ないました。

今回の解析モデル(下図)では、電線の突起部分(赤色円内)の高さは[2mm]です。
その部分の電位差は[1000v]ですが、距離が[2mm]で、全体の大きさからすると、 まさに[突起部分]なので、この領域に高い電場が生じます。

この状態を、電界解析ソフトウェアF-VOLTで解析してみました。

解析仕様

2次元メッシュモデル

今回は電界分布が左右上下対称であると想定し、下図のような1/4の2次元メッシュモデルを作成しました。

解析結果

電位分布 (単位:V)

拡大図

電界分布 (単位:V/m)

拡大図

この解析は電界解析ソフトウェア F-VOLT で行いました。 F-VOLT について詳しくはこちらへ

この解析結果につきまして詳細な内容をご希望の方は、資料請求ページの「ご質問/ご要望等」欄にその旨ご記入ください。