



マイクロ波加熱解析
複数個の誘電体
マイクロ波加熱は誘電損失(tanδ (タンデルタ))を応用した加熱方法で、周波数が300MHz~3THzの電磁波(マイクロ波)を被加熱物(誘電体)に照射し、被加熱物自身が発熱します。ここでは下図のような被加熱体のモデルを想定し、マイクロ波加熱解析を行ないました。
解析モデルは下図の通りです。
マイクロ波入射口には1/4波長程度の長さの導波管を設け、その入口断面に、TE10モードで電場を設定しました。

解析モデル全体図
今回誘電体として[ 水 ]を想定し、個数を6個として、複数個の誘電体の解析を行ないました。

解析モデル内部 ( トレー/被加熱対象物 )
解析結果は以下の通りです。

加熱装置内部の空気の電界強度分布 (V/m)

被加熱対象物の電界強度分布 (V/m)

被加熱対象物の発熱密度分布 (W/m3)
この評価解析はマイクロ波加熱連成解析ソフトウェア F-WAVE-MH で行いました。
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